先生と卒業生インタビュー

VOICE
GRADUATE&TEACHER
先生・卒業生インタビュー

#02“生徒”から“未来の先生”へ。
アクシアで見つけた、教える喜び。

N先生
アクシア
N
2015年入社
担当科目:英語・国語・社会
Hさん
アクシア卒業生
H
小学4年〜高校3年生まで通塾
進学大学:某国立大学 教育学部
N先生Hさん

出会いときっかけ ― 家族で通った塾が「自分の居場所」に

N先生
N先生:Hさんがアクシアに来たのって、もうだいぶ前ですよね。最初はいつからでしたっけ?
Hさん
Hさん
Hさん:小4からですね。姉といとこも通ってたので、家族ぐるみでお世話になってる感じでした。最初は「行かされてる」感覚だったけど、通ううちにすぐ楽しくなって。先生たちの雰囲気もあたたかくて、ここが自分の居場所になりました。
N先生
N先生:最初は控えめだったけど、少しずつ質問が増えてきてね。授業後に残って「ここ、もう一回教えてください」って来てたの覚えてます。小中高と通って、クラス・個別・映像授業すべて経験した“フルアクシア生”です(笑)。
Hさん
Hさん:そうなんです。クラス授業では友達とワイワイ、映像では自分のペースでどんどん先へ。スタイルが違っても、先生たちがいつも「どうすればわかりやすいか」を一緒に考えてくれた。気づけば人生の半分、アクシアにいました。“通う場所”が“帰る場所”に変わった。気づけばアクシアが、私の原点になっていました。

否定しない指導 ― 自分の言葉で語れるようになるまで

N先生
N先生:高校のときは推薦入試でしたよね?小論文とか面接とか、すごく頑張ってた記憶があります。
HさんとN先生
Hさん
Hさん:はい。先生に小論文をたくさん添削してもらって、面接も細かく練習させてもらって、すごく助かりました。学校の先生にも相談していましたが、塾で教わる方が違う角度からのアドバイスがもらえて「なるほど!」となることが多かったです。
N先生
N先生:そうですね。私達が大事にするのは、「うまい答え」ではなく「自分の言葉」で語れるかです。「もう一歩深く掘り下げよう」と本人の中にある考えを引き出すのがアクシア流なんです。
Hさん
Hさん:本当に、表情や姿勢まで細かく見ていただきました。何度も練習するうちに、"ちゃんと伝える力"が身についた気がします。先生方が否定せず、押しつけないで、自分の言葉で語れるまで隣で一緒に考えてくれたことが、何よりも力になりました。
あの頃は、もう家みたいに毎日塾に居させてもらってました(笑)。

卒業しても帰ってくる ― “褒めて伸ばす”を次の世代へ

N先生
N先生:いまはアクシアで講師のアルバイトをしてくれてますよね。教える側になって、どんな感じですか?
HさんとN先生
Hさん
Hさん:めちゃくちゃ楽しいです!生徒が「できた!」って顔を見せてくれると、本当にうれしくて。あのとき自分も先生に褒められて伸びたなって思い出します。
N先生
N先生:そうですね。褒めるって、ただ「すごいね」じゃなくて、“何をどう頑張ったか”を伝えることが大事。Hさんは「ノートの書き方がきれいになったね」とか、ちゃんと生徒の変化を見てる。それが信頼につながります。
Hさん
Hさん:褒められると、「次も頑張ろう」って自然に思えるんですよね。小さなことでも「見てくれてる」って感じると、生徒の目が変わるんです。私も先生たちみたいに、“気づいてくれる先生”でいたいなと思ってます。
N先生
N先生:それに、塾って生徒と先生の付き合いが長くなるので、もう親子みたいな関係ですよね。Hさんの頑張っている姿を文化祭で見させてもらったときは、成長を感じて思わず涙が出そうになりましたよ。そういう関係を作れるのがアクシアの魅力なんです。点数じゃなく、人の変化を見て育てる。だから卒業しても戻ってくる子が多い。Hさんも、帰省のたびに寄ってくれますもんね。
Hさん
Hさん:はい(笑)。もう習慣です。先生たちが変わらず迎えてくれるから、つい「ただいま」って言っちゃいます。“褒める”は技術じゃない。見て、気づいて、伝える。その積み重ねが信頼になると思ってます。

未来へのエール ― 教える喜びを知る最初のステップ

N先生
N先生:将来は小学校の先生を目指してるんですよね?
HさんとN先生
Hさん
Hさん:はい。小学校の高学年のときの担任がきっかけです。毎朝ギターを弾いて歌を歌う先生で、すごく明るくて。落ち込んでるときも、「大丈夫、今日も頑張ろう」って声をかけてくれて。あの一言がすごく支えになったんです。私もそんな先生になりたいなって。
N先生
N先生:素敵ですね。教育って、勉強を教えるだけじゃなくて“人を元気にする力”が大切なんですよ。アクシアで講師をしてると、それを実感できるはず。声のトーンや板書、目線ひとつで伝わり方が変わる。それを実際に体感できるのは貴重です。
Hさん
Hさん:本当にそう思います。授業の組み立ても、先輩の先生が細かくフィードバックしてくれるし、失敗しても「次はこうしてみよう」って前向きに言ってくれる。挑戦できる環境ってありがたいです。
N先生
N先生:アクシアは、“学び合い・育ち合い”の文化。生徒が講師になって、また新しい生徒を育てる。その循環が続く限り、この塾は成長し続けます。Hさんのように“人の成長に寄り添いたい”人が、アクシアの未来をつくるんです。
Hさん
Hさん:ありがとうございます。ここで学んだ「信じて見守る姿勢」を忘れずに、これからも頑張ります。いつか小学校の先生になったら、また報告に来ますね。